滲出性中耳炎についてのページを説明

滲出性中耳炎について

急性中耳炎のように、鼓膜に穴があき、発熱を伴うことが少ないのが滲出性中耳炎です。
急性中耳炎にかかった後や、のどの炎症である扁桃炎にかかった後などに起こることが多いです。


中耳腔(ちゅうじこう)、または鼓室(こしつ)と呼ばれる、
鼓膜のすぐ後ろにある空洞部分に、液体が溜まってしまいます。
痛みが出ないこと、発熱しないことが特徴で、
普段は気付きにくく、放置してしまうことも多いのがこの病気の危険なところです。

症状がわかりやすい急性と異なる点が多いので、日常的に子供が耳を気にしたり、
テレビの音量をいつもより大きくしている、呼んでも気が付かないなどの様子が見受けられる場合には、
耳鼻科で診てもらう必要があります。

万が一何年も放置してしまうと、難聴が進み、小学校では授業に集中できない、
他人の言葉を上手く聞き取れない、落ち着きが無いなどの症状が出て、成績に影響が出ます。
また、放置することで治りにくくなり、重度の難聴になることもありますので、注意が必要です。


滲出性中耳炎は、再発しやすく、その特徴から再発してもわかりにくいので、
放置しがちになるという悪循環に陥る可能性がありますので、
長い目で見て、保護者が定期的に耳鼻科の検診を受けるなどの対応をしなければいけません。
治療期間は、程度によってさまざまですが、概ね数ヶ月から数年に及びます。
ただし、数ヶ月で治癒したとしても、その後風邪などによってまた再発することがありますので、
そうなった場合は、また治療に専念しなければいけません。