慢性中耳炎についてのページを説明

慢性中耳炎について

この病気を考える際、急性中耳炎をなくしては考えられません。
正常である鼓膜が、ウイルスによって炎症を起こし、急に化膿し、膿を持つことを言います。


通常、鼓膜は自然治癒力が高いので、
膿をもっても、鼓膜本来の力で膿を排出し、炎症を治そうとします。
ですので、膿ができた鼓膜で、穴があいていても、
鼓膜の穴は鼓膜本来の治そうとする力でふさがるのです。
しかし、穴が治る間に、またウイルスが鼻から入ったり、
再度炎症を起こしたりすることを繰り返すことによって、鼓膜の穴が閉じなくなります。
これが、慢性中耳炎と呼ばれているものです。

鼓膜に穴が開いたままの状態で、さらに炎症を起こしますので、
鼓膜の穴から細菌が入り、膿をもったりします。
また、耳だれと呼ばれる、汁も出てきます。
鼓膜は、音の元である振動を伝える役割をしていますので
、穴が開くと、その振動をうまく伝えることができなくなります。
慢性中耳炎による難聴の原因です。鼓膜の穴が小さければ、難聴とは言え症状は軽いのですが、
穴が大きい場合や鼓膜に穴が開いた状態が長く続く場合は、
耳鳴りを引き起こすなどして、かなり聞こえにくい状態になります。


慢性中耳炎を引き起こさないためには、急性をしっかりと治すことです。
もしもかかった場合には、必ず最後まで治療を行うことで、予防することができます。

その際、必ず耳鼻科の医師から処方された薬は途中で自己判断のもとやめることなく、
最後まで飲み、必ず診察を受けてください。
医師から治ったというお話を聞くまでは定期的に治療と投薬などが必要です。