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中耳炎になると耳が聞こえなくなる?

【中耳炎=難聴】
と端的に考えてしまうと、
中耳炎になると耳が聞こえなくなるという結論に至りますが、そうではありません。
厳密に言うと、
「中耳炎を治療せずに放置すると、手術しても耳の聞こえがよくならない可能性がある」となります。

つまり、耳が聞こえなくなるのではなく、
それを「放置」すると、聞こえ「にくく」なる「可能性」があるということです。
ただし、真珠腫性になってしまった場合は、治療方法は手術しかなく、
耳が聞こえなくなってしまう可能性は十分にありますので、注意してください。

急性、慢性、滲出性の場合は、治療を続けることで治癒します。
いずれも、鼓膜に穴があく、鼓膜の穴がふさがりにくい、鼓膜の奥に液体が溜まる症状ですが、
鼓膜の再生能力は優れていて、常に自分で再生しようと試みています。

ただし、子供の耳と鼻をつなげている耳管と呼ばれる管は、
大人よりも短い上に太く、細菌が入り込みやすいのです。

ですので、いつも耳の病気になる可能性を秘めていて、実際に何度も繰り返します。
一ヶ月前に急性になって、治療中なののまた急性になってしまったということはよくあることです。

ですので、どうしても治りにくくなりますが、年齢が進むにつれて、
耳管が大人と同じように細く長くなっていくので、耳の病気にはなりにくくなります。
ですので、幼児期の中耳炎をしっかり治療することで、
耳が聞こえなくなるということはほとんどありませんので、ご安心ください。